ぽっぺん日記@karashi.org
2006-02-02(Thu) この日を編集
_ できごととか雑感とか
- 同僚が2〜3日前に、会社近くで生シャラポワを見たとのこと。えれー数のお付きの人がいたらしいですよ。あと、えらく背が高いらしいですな。俺も見たかった。
2007-02-02(Fri) この日を編集
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墜落(東 直己)
前作『熾火』はかなり凄い作品だったが、こっちでは畝原も新しい家庭を持ち、全体的にヌルめの感じ。
その分、畝原シリーズに今まであった、中年の悲哀がほとんどなくなったのは残念だが(自分で「幸せ」とか言ってるし)、まぁ、これはこれで仕方がないかも。畝原も辛いことばかりじゃ大変だもんな。
『熾火』のラストで示唆された道警の陰謀には、今回は全然触れられておらず、「もしかして、なかったことになってる?」と思ったり。まぁ、あれはやり過ぎな感じだったしなぁ。
で、新しい登場人物では、普段は横柄なのに、メールではバカ丁寧な(ケータイメールの出だしに「拝啓」とか書いてしまうような)塘郷警部補が個人的にはお気に入り。俺と歳も近そうだし、準レギュラー化希望ですな。
ラストは「たぶん、こんな感じでくるだろうなー」と予測していた通りのものだったので、驚くはなかったけれど、やっぱり、ちと涙腺が緩くなりましたよ。いいよね、子供は。
2008-02-02(Sat) この日を編集
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映画篇(金城 一紀)
「本の雑誌」2007年度年間ベストテンに挙がっていたので、手に取ったのが本書。
実は、金城一紀の作品を読むのは、今回が初めてだったのだが、映画好き(と言っても、最近はテレビ劇場オンリーだが)のツボを刺激してくる良い短篇集だった
本書に収められているのは、下記の5作品。
- 「太陽がいっぱい」
- 「ドラゴン怒りの鉄拳」
- 「恋のためらい/フランキーとジョニーもしくはトゥルー・ロマンス」
- 「ペイルライダー」
- 「愛の泉」
個々の作品も良いが、一部の登場人物が重なっていたり、区民会館で上映される『ローマの休日』がキーになっていたりと、作品同士が緩くリンクしており、全体を通しても楽しめる内容となっている。
収録作の中でも、「ドラゴン怒りの鉄拳」がいい。 本作の主人公は、夫に自殺された20代末の女。 冷たくなった夫の第一発見者となったショックと、製薬会社に勤めていた夫が薬害事件に関わっていたのではないかとのマスコミの取材攻勢に疲れ果て、何ヶ月も自宅から一歩も出ない生活を続けていた。 しかし、夫が延滞していたビデオを返却するため、レンタルビデオ店を訪れたことから、映画マニアのアルバイト学生と出会い、その交流を通して徐々に活力を取り戻していく。 オーソドックスな内容ではあるが、ラストの「闘う準備はできた。」という主人公の独白から立ち上がってくる人生に立ち向かおうとする勇気が素晴しい。 アルバイト学生が主人公に見せる自主制作映画『タンロン怒りの鉄槌』がブルース・リー映画のパロディになっている点も好印象だ(主人公の着ているジャージはadidasならぬadidos、敵のジャージはNikeならぬNikkeなど)。
その他、在日朝鮮人というバッググラウンドを持つ男同士の友情を描く「太陽がいっぱい」、ハーレーダビッドソンFXSローライダーを乗り込なすオバチャン・ライダーと少年の心の触れ合い「ペイルライダー」(ラストの急展開が圧巻!)も印象の残った。
小説のデキが高水準であることはもちろんだが、映画好きであればさらに楽しめる一冊だ。


まで頂ければ幸いです。
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