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ぽっぺん日記@karashi.org


2004-03-28(Sun) この日を編集

_ こちらこそ

便利なソフトを公開して頂いて、どうもありがとうございます。

_ ソ連が満洲に侵攻した夏 (文春文庫)(半藤 一利) ソ連が満洲に侵攻した夏 (文春文庫)(半藤 一利)

1945年8月9日以降の関東軍の行動について「体制という大きなものを守るためには居留民や開拓団を見捨ることもしかたがなかった」というような意見を見ることがあるが、本書に書かれている悲惨な状況を読むと、とてもそのような意見に汲みすることができない。

「しかたがなかった」との言葉は、血の滲むような努力の後にこそ言えるのであって、少なくとも敗戦直前の満州における政府と軍の行動については、そのような言葉は当たらないはずだ。

政府と軍*1の無能について歯軋りしたくなる。

*1 政府と軍を同列に扱うこと事態がおかしな話だが。

_ 2ちゃんねる、一部掲示板が利用不能に

Masuda Masashi's network engineering diary経由で。

正直、なんだかなー、というのが感想。いや、俺もよくミスるんだけどさ。


2006-03-28(Tue) この日を編集

_ できごととか雑感とか

  • 今日はえれー眠いですよ。
  • 楽天から今月末まで有効のポイントを300円分貰ったので、楽天ブックスで脳髄工場 (角川ホラー文庫)(小林 泰三) 脳髄工場 (角川ホラー文庫)(小林 泰三)を買おうかと思ったら、品切れでやんの。31日までに入荷しなかったら、別のものを発注するしかないな。

_ 友人から貰ったメール

レム永眠

合掌。


2008-03-28(Fri) この日を編集

_ シモンズの多芸ぶりが堪能できる傑作──ザ・テラー―極北の恐怖 (上) (ハヤカワ文庫 NV (1156))(嶋田 洋一/ダン・シモンズ) ザ・テラー―極北の恐怖 (上) (ハヤカワ文庫 NV (1156))(嶋田 洋一/ダン・シモンズ)ザ・テラー―極北の恐怖 (下) (ハヤカワ文庫 NV (1157))(ダン・シモンズ) ザ・テラー―極北の恐怖 (下) (ハヤカワ文庫 NV (1157))(ダン・シモンズ)

大西洋と太平洋を結ぶ北西航路発見のため、イギリスより〈エレバス〉と〈テラー〉の2隻の軍艦で北極に向かった末に消息を断ったサー・ジョン・フランクリン率いる探検隊をテーマにしたダン・シモンズのホラー小説。

全滅という運命に見舞われたフランクリン探検隊はそれだけでも悲劇ではあるのだが、しかし、それだけでは終わらないのがストーリーテラー、シモンズだ。 大胆な想像力と怪物という超自然的要素を加えて、読み応えのある作品に仕上げている。

19世紀半ばの北極という馴染みのない舞台で展開される物語のため、時代背景や北極の地名を掴むのに骨が折れ、最初のうちはなかなか波に乗って読むことができなかったのだが、上巻も後半に入ると、シモンズの巧みな筆致にぐいぐい引っ張られて、読書スピードが上がる上がる。 下巻なんて、あまりの面白さに一晩で読み終えてしまいましたよ(で、翌日、寝不足。うひ)。

隊員たちが怪物にゴンゴン殺されていき、ラストは〈テラー〉艦長クロウジャーと怪物のガチンコ対決になるのかなぁ、なんてことを考えながら読んでいたら、怪物よりも極寒や飢餓、病などが原因となって次々に彼らが倒れていくという、こちらの予想の斜め上をいく展開で、ホラーというよりは冒険小説になってしまうが、まぁ、そこらへんは固いいこといいっこなし。 楽しめることについては太鼓判を押せる傑作であることは間違いない。

ホラー要素が薄いとはいえ、自然の猛威や怪物よりも人間の方がずっと恐ろしいことを浮き彫りにするあたりは、ホラー出身であるシモンズの面目躍如たるところといってもいいだろう。

また、最近、地球温暖化により北極の氷が縮小し北西航路が開通したが、それと絡めて、超自然の存在である怪物でさえ地球温暖化には抵抗することができないという暗示を作中に挿入するところもさすがである。

〈ハイペリオン〉シリーズなどと同じく、シモンズの多芸ぶりが堪能できる作品だ。イチオシ。

最後に、文庫にして1100ページ強という長い小説にも関わらず、原著の出版と同じ2007年に邦訳を完成させ出版まで成し遂げた訳者と出版社の努力に拍手を贈りたい。 *1

あわせて読みたい

本書には史実のフランクリン探検隊についての解説がないので、本書の読前または読後に、下記のリンク先を読むことをオススメ。 シモンズがどう史実を料理したかが理解できるのではないかと思う。

クロウジャーの幻視に登場するフォックス姉妹についてはフォックス姉妹のほか、『幽霊を捕まえようとした科学者たち』を、 ヴァン・ディーメンス・ランド(タスマニア)については『英国紳士、エデンに行く』を読むことをオススメしたい。

フォックス姉妹と同じく、クロウジャーの幻視するドクター・ケインが誰だか分からないので、知っている人がいれば教えて頂けると幸いです。


幽霊を捕まえようとした科学者たち 幽霊を捕まえようとした科学者たち
デボラ・ブラム
文藝春秋
¥ 2,600

英国紳士、エデンへ行く (プラチナ・ファンタジイ) (プラチナ・ファンタジイ) 英国紳士、エデンへ行く (プラチナ・ファンタジイ) (プラチナ・ファンタジイ)
マシュー・ニール
早川書房
¥ 2,625

*1 訳者あとがきによれば、ワールドコンNippon2007と重なったため、かなりの強行スケジュールだったようだが。

_ It's All Text!がFirefox 3 beta 4にも対応した

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/4125

うひ。これでFirefox 3 beta 4でもvim使えるぜ。

もう、これで常用ブラウザにしてもいいなぁ。Firefox 2に比べると、ちょっと落ちやすいけど。


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