ぽっぺん日記@karashi.org
2004-05-09(Sun) この日を編集
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BUFFALO DD333-512M DDR SDRAM PC2700 184pin DIMM
ヨドバシカメラのBuffalo製品23%ポイント還元キャンペーンの最終日だったので、DELL Dimension 2400用に発注。
バルクの購入も考えたが、還元ポイントも計算に入れると大した差額ではないし、保証も長いのでメーカー品にしておいた。
_ 先月終わりから今週までえらく散財した
今月のクレジットカードの請求書が怖いな。
2005-05-09(Mon) この日を編集
_ 仕事
どっかの会社が作った介護保険関連ソフトの件でお客さん訪問。
1時間くらいで終わるかと思いきや、丸一日かかる罠。
っつーか、こんな未完成なもん納品しちゃマズいだろー。これで業務処理できますよとか言って売り込んだにも関わらず、いざ提出書類を作成しようと思ったら、それにはオプションが必要です*1ってな答えは詐欺じゃねーの。どういう契約が取り交わしてあるのか知らんけど。
なんにせよ、あまりにも使えないもんで、お客さんに激しく同情。
あと、データ再送信の方法を聞くためにヘルプデスクに電話したところ、2時間近くかかったデータ入力をもう一度しろと言われた時には、俺のことじゃないにしろ、鼻が出そうになった。
*1 「言わなきゃいけないなぁとは思っていたんですよ」というのが、その、どっかの会社の担当者のセリフ。
_ Foxit PDF Reader
スゴすぎ。この軽さを知ったら、Adobe Readerなんて使ってられん。
2006-05-09(Tue) この日を編集
_ 朝、犬の散歩に行こうと思ったら、犬がいなかった話(無事、見付けた)
木に結んでおいたロープがなんの拍子にか解けていて、いなくなっていた。
慌てて妻を呼んで、2人で探しに飛び出した。
最近、散歩も心臓を慮ってショートコースばかりなもんだから、どこに行ったか全然見当が付かず、ただ闇雲に走り回っていた。探している間、車に轢かれていたらどうしようとか、(心臓が悪いので)心臓発作を起こしていたらどうしようとか、もう色々な悪い事態が頭の中をぐるぐる回ってどうしようもない状態だった。
で、しばらく走り回っていたら、妻から着信があって、近所の犬とじゃれあっていたところを見付けたとの報告があった。なんでも妻が名前を呼んだら、尻尾を振りながら戻ってきたとのこと。脱力。
家に戻った後、ロープを新品のものに交換して、木に結わえ直した。
朝っぱらから走ったので、えれー疲れましたよ。
_ FreeSBIE - Free System Burned In Economy
以前、FreeSBIEを少しいじってみて「面倒だなー」と思って以来、全然追い掛けてこなかったんだけども、FreeSBIE2になって便利そうなpluginも使えるようになって、かなり進化したっぽい。
todoに入っている
Plugin for backing up/restoring personal data/configuration (Rionda)
が実現できれば、Knoppixライクな持ち運び環境が実現できそうな感じ。
とりあえず、緊急用イメージでも作ってみるかな。
_ できごととか雑感とか
- 4th Dimentionなんて触ったことないよ、とか。
2008-05-09(Fri) この日を編集
_ プリオン発見の歴史を紐解くスゴイ本──
眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎(ダニエル T.マックス)
『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』並みに面白いノンフィクションがないなぁと思っていたら、とんでもなく面白い本がktkr。
これはスゴイ本! 医療系のノンフィクションなのだが、ミステリー的な面白さもあり、一気読み。
本書は、イタリアのある高貴な一族の物語からはじまる。 彼らは18世紀から現代まで続く原因不明の奇病に悩まされていた。 一族のうち2人に1人という高確率で、50代になる頃に異常な発汗と瞳孔縮小という症状が生じた後、全く眠れなくなり徐々に衰弱しながら死亡してしまうのだ。
当初は呪いとも考えられていたこの奇病は、その後「致死性家族性不眠症(FFI)」と名付けられたものの原因は分からずじまいだった。 その原因が特定されたのはつい最近のことである。
その原因となる物質こそ、本書のテーマであるプリオンだ。
プリオンはウィルスやバクテリアと違い、ただのタンパク質すぎず、生きている訳ではない。それにも関わらず、感染性、遺伝性、散発性を持ち、
煮沸してもだめだし、熱も効かない。放射線でも確実にプリオンを「殺す」ことはできない。プリオンは、ホルムアルデヒドを注ぎかけても無害にならないどころか、ますます強靭になる。漂白剤もプリオンを死滅させるとはかぎらないし、有効なものも、高濃度で使用しなければならない。(p.31)
という不死性さえ持っている。 感染した後、自分と同じ折り畳まれ方のタンパク質を増やしてゆくという増殖方法をとるプリオンは、今までの医学の常識を打ち壊す存在だった。
著者は、18世紀のイギリスの羊の間で大流行した「スクレイピー(こすり病)」、パプアニューギニアの奥地に住むフォレ族に猛威を奮った「クールー(震え病)」、そして世界を震撼させた狂牛病を通してプリオンが発見された歴史を紐解いていく。
特に狂牛病では、日本のそれに劣らないイギリスの強烈な官僚主義により対策が後手後手に回った経緯を詳細に記していて、非常に興味深い。 なんと、人間の食品よりもペットフードの方が牛の扁桃や腸、脾臓といった危険部位の使用の禁止が早かったことさえあったのだ。 著者はその対策の遅さを
つまりイギリスでは五ヶ月のあいだ、人間でいるよりも犬でいるほうが安全だったというわけだ。(p.239)
と痛烈に非難している。
本書では、プリオンを発見した功績によりノーベル賞を贈られたガイジュシェックとプルジナーという2人の科学者が取り上げている。 ただし、この2人、お互いに相手のことを嫌悪している点は横に措くとしても、はっきりいってまともな人間ではない。 ガイジュシェックは少年を対象にした小児性愛者で、後に性的虐待の罪で投獄されるし、プルジナーはプルジナーで強烈な上昇指向を持ち、他人の研究結果や論文の剽窃などなんとも思っていない人間なのだ(ちなみにプリオンと名称はプルジナーによる。その命名理由のひとつが、自分の名前に似ているからだそうだ)。 しかし、このような2人がいなければ、プリオンの研究が進んでいなかったかもしれないというのは歴史の皮肉というべきだろうか。
本書はまた、イギリス人にはプリオンに罹患し難い遺伝子コードを持つ人間が多いことを明らかにする。 それが狂牛病に汚染された食品が6400億食分があったにもかかわらず、死者がイギリス全体で約150人に留まった理由だった。
では、なぜプリオンに感染しやすい人、その反対に感染し難い人がいるのか。 著者は80万年前に人肉食が行なわれていたとの仮説を提示する。 人肉食を行なった人間の子孫がプリオンに罹患し難い「ヘテロ接合体」で、行なわなかった人間の子孫が「ホモ接合体」だというのだ。 日本人の多くはホモ接合体であり、そのためアメリカで狂牛病が発生した際、日本政府が過敏に反応した理由だそうである。 日本人としては気になる情報だ。
あとがきでは、眠れない一族に同情を寄せるとともに、珍しい症例の患者たちをモルモット扱いする研究者たちの態度を冷静な筆致で批判している。
自身も遺伝病を患う著者の渾身の書である。


まで頂ければ幸いです。
観音浄土に船出した人びと―熊野と補陀落渡海 (歴史文化ライブラリー 250)(根井 浄)