ぽっぺん日記@karashi.org
2002-09-05(Thu) 曇 この日を編集
_ お客さん訪問
ADSL の接続設定。それからセキュリティアップデート等。
帰る直前になって、聞いたことも見たこともないソフトの動作確認を頼まれる。そんなこと事前に聞いていないですよ、とも言えず、やってみるが動作せず。マニュアルをすみからすみまで読んでやっと原因が判明するが、これは今対処できることじゃないなぁ、という訳で明日連絡することにして撤収。
結局、3 時間近くかかりました:)
_ Bookoff
帰り道に Bookoff があったので寄ってみる。今日の戦利品。- 梅本弘「ベルリン1945―ラスト・ブリッツ」: 400 円
_ この調子で「流血の夏」や「雪中の奇跡」が手に入るといいんだけどなぁ。
巻末の宮崎駿の解説(?)は左翼系軍事マニアの本領発揮なので必読かも。
2003-09-05(Fri) この日を編集
_ 朝
直行で、お客さん訪問。
作業自体は30分くらいで終わるが、120GBの外付けHDDをフォーマットするのに、1時間以上かかる罠。
待ってる間、もう暇で暇でしかたなかった。*1
*1 お客さんとこのPCで2chを読む訳にもいかんし(ぉ
_ armond : ARAID99 1000 monitor daemon
どうも、ARIAD99-1000に繋いでも認識しないなー、と思っていたら、
リビジョン 1.x の ARAID99(R) 1000 のみに対応しています。
_ ってことだった。
こないだ届いたの、リビジョン2.7だったよ(涙
2004-09-05(Sun) この日を編集
_ qmail不調
mpd+ipfilterでPPPoEをしていると、特定の相手先からのメールが届かないという問題、ppp+ipfilterにしてからは再発していないので、安心していたのが、ちと気になる事実が分かった。
どうも問題になっていた会社以外からのメールも不達になっていたらしい。*1全部のメールって訳じゃなくて、幾つかの組織からのみなんだけども、これらが全部ブラックホール・ルータ問題の所為だって考えるよりは、こっちのルータ関連の問題と考える方が自然な気がする。それに、やっぱりmpdが使えないのは悔しいってことで色々やってみた。
まず、otsuneさんから頂いたアドバイスを参考に、ipnatのrdrを使って相手側メールサーバのsmtpポートからのパケットをこっち側のメールサーバにリダイレクトしてみたけども、やっぱり症状は変わらず(ちなみに、rdrとmssclampは同時に設定できないみたい)←できるようです。otsuneさん、ご指摘ありがとうございます。
あとはipf.rulesの辺りかなー(確認はしたけど、根本的に記述が間違っているとか)。休み明けに見直すか。
それからインストールしただけでほとんど設定していない状態の4.10Rで試してみるっていうのも手か。
もし上記でも改善しないとなると、取り得る選択肢はこんなとこかな。
*1 2ヶ月前の日付けのメールが届いたという話もあった。そんなに長くqueueを溜めておくメールサーバあるんかいな、とちと疑問に思ったけど。
- 5.x-RELEASEでmpdを使うと、"set iface enable tcpmssfix"が効くらしいので、5.x-RELEASEに上げて、ipnatのmssclampなしで試してみる。
- 5.x-RELEASEでmpd+pfで試してみる。
_ Inspiron 8100が戻ってきた
キーボードが新品に交換されてきたんで、ちと嬉しい。
_ なおっきのぶろぐ経由で: 三洋の新機種はAirH"PHONEで、発売日は近々ってな話
京ぽんよりも搭載メモリが増えてるんだったら(3MBくらい)機種変考えるかも。あと内蔵カメラが付いてくるんであれば、京ぽんよりまともなものを積んで貰いたいでつ。
_ ./-Jより: SETI@Home が有意信号を受信
最初にニュースを読んだ時はえらく興奮したけど、どうもダメみたいな感じですな。ショボーン。
_
蒲生邸事件 (文春文庫)(宮部 みゆき)読了
文章がうまいという感じはあまりしないが、ストーリー展開が巧みで面白く読めた。作品の主題は、歴史改変SFに対するアンチテーゼと読めなくもない感じ。
ちなみに、作中に登場するメイド女中のふきは萌え萌えです。
2005-09-05(Mon) この日を編集
_ 今日のできごと
4時半起きで出勤。ねむー。
最近、Latitude D610(軽いサブノートが欲しい) + 色々な小道具を持っての外回りが多く、その重量だけで音を上げそうなので、なかなかRails本が持ち歩けない。そんな訳で
スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)(アントニー・ビーヴァー)を移動中に読んでいる。
_ jerm V0.8095
明日にでもcomms/jermも追随させよう。
_
シャドウ商会変奇郎 (1) (秋田文庫)(藤子 不二雄A)
昨日ブックオフで全3冊をそれぞれ105円で購入。
どうして変奇郎が魔術(?)が使えるのか、変奇郎のあの格好にはなんの意味があるのか(首から下げている人形は?)などという、かなり根本的な疑問も切り捨ててしまう、最近はあまり見ない潔さにシビレる。
2006-09-05(Tue) この日を編集
_ ピーター・ジャクソン監督、「暁の出撃」をリメイクへ
『暁の出撃』はソノラマ文庫版を持っているな。パラパラとしか読んでないけど(ぉ
ランカスター+ダムバスターもいいんだけど、個人的にはモスキートの方が好きなので、『633爆撃隊』か、『モスキート爆撃隊』をリメイクしてくれないかなーと思ったり。
2007-09-05(Wed) この日を編集
_
なんにもないところから芸術がはじまる(椹木 野衣)
本が好き!経由で献本して頂いた。
『新潮』に連載された、椹木野衣による評論を一冊に纏めたものが本書。 芸術というと、妻は趣味で水彩画や鉛筆画を描いたりしているのだが、私自身はほとんど 縁がなく、せいぜい、たまにNHK「新日曜美術館」を見るくらいなものだったりする。 そんな訳で、本書は「俺でも読めるかなー」という半ば挑戦のような形で読んでみたのだが、 まったく知らなかった現代芸術について新鮮な感覚で読むことができ、なかなか面白い読書体験だった。
本書に収められている評論は下記の通り。
- 希望のための、ささやかなテロ、のようなもの
- K.K.の密室
- 「うまい」ことの煉獄
- 血染めのウィーン観光案内
- 火の山の麓で──三松正夫と昭和新山
- バリ島、幽体離脱的文化ガイド
- 榎忠と「半刈り」の世界
- 真昼の星空、ラジオと彗星
- 二〇世紀の大きな振り子
- 文化における岩盤の露呈について
- 大竹伸朗―─寒さと残酷さからなる響きのブルースI
- 大竹伸朗―─寒さと残酷さからなる響きのブルースII
『希望のための、ささやかなテロ、のようなもの』で言及されている飴屋法水の暗室に24日間篭るという、個人的にはなんの意味があるのか、さっぱり分からないパフォーマンスにも色々な意味で衝撃を受けたのだが、 それを上回るインパクトを受けたと同時に、個人的に本書の一番の収穫だったのが、『榎忠と「半刈り」の世界』を読んで初めて知った榎忠だ。
榎はなんといっても、その生き様が凄い。榎の代表作は「半狩り」とパフォーマンスだが、その実態は全身の体毛を頭からつま先まで半分剃り落とすというものだ。 それが一過性のものであれば、まぁ、変わった人がいるな、くらいなレベルのものだが、榎は この格好で、電車通勤をしていたというのだから、びっくりしてしてしまう(そう、榎は「日曜芸術家」なのだ)。 p.137には「半狩り」の写真が掲載されているが、思わず吹き出してしまった。
さらに笑ってしまうのだ、「半狩り=ハンガリ」だからと、それだけの理由でハンガリーに行ってしまうという行動力。榎の妻もその旅に同行するのだが、その感想が、
パスポート写真との不一致やヴィザの確認、不審人物の疑惑などに悩まされながらブタペストからルーマニア国境近くの目的地デブレッツェンまで列車で向かう途中には、さすがになぜこんなことをしているのかと妻は泣けて来た(p.138)
というものだったそうだ。 なんと言うか、凄いバカっぷり(誉め言葉)で、あー、こういう人が日本にもいるんだな、と思うと、なんだか清々しい気分になる。 榎忠については、後日、作品集などを見てみたいと思う。
その他、
『血染めのウィーン観光案内』で触れられている第二次世界大戦の遺物であるウィーンのフラクトゥルム(高射砲塔)──
宮崎駿の雑想ノート(宮崎 駿)所収の『高射砲塔』では、ドイツに設置されたフラクトゥルムが主役となっている──や、
『火の山の麓で──三松正夫と昭和新山』で語られる、昭和新山が世界でも珍しい私有地内の火山であるといったエピソード
がなかなか興味深かった。
さて、本書は上記のように興味深い点が多かったのだが、残念ながら、著者の意見に同意できない部分も多々あった。いくつか挙げておく。
まず、前述した『希望のための、ささやかなテロ、のようなもの』で紹介されている飴屋法水のパフォーマンスだが、タイトルにもある通り、著者は「テロ」という言葉と強く結び付けて語っている。 「テロ」という言葉自体は、飴屋が著者に宛てたメールで最初に使われたものだが、本章の中で著者が幾度となく使用していることから考えて、少なくとも、その言葉がパフォーマンスを 表現するものとして著者が肯定していると考えて差し支えがないだろう。
では、テロ=テロリズムとは一体、何なのか。 三省堂「大辞林 第二版」 によれば、
一定の政治目的を実現するために暗殺・暴行などの手段を行使することを認める主義、およびそれに基づく暴力の行使
がそれだ。この定義から見て、飴屋のパフォーマンスはテロなのか? 答えはノーだ。なんの政治目的も表明していない、このパフォーマンスは、どこから見てもテロではない。 にも関わらず、強く「テロ」という言葉を使う著者の姿勢には違和感を覚える。穿った見方をすれば、ことさらに「テロ」という言葉を強調することによって、 まるでポスト911を流行のごとく扱い、それに乗ろうとしていたのではないかという気さえする。
また、『大竹伸朗──寒さと残酷さからなる響きのブルースII』では、ゴミを拾い、それを構築し直す大竹伸郎の作品と、 荷物を抱えたおばあさんに手を貸す大竹の行為を関連付け、著者はこのように述べる。
その時、おばあさんにすっと差し伸ばされた手は、誰も見向かない路上のゴミにすっと手を伸ばす大竹の仕草と本質的に変わりがないからだ。いま、おばあさんをゴミよばわりするような言い回しをしてしまったが、そうした人々が、傍若無人な現代社会によってときにゴミあつかいされてしまっているのは残念ながら事実だろう。(p.233)
読んでいて非常に不快な部分だった。おばあさんはもちろんのこと、大竹に対しても失礼な物言いではないだろうか。
その他、レトリックが多用*1された文章などについても言いたいことがあるのだが、これは好みになってしまうので止めておこう。
芸術に関しての知識がゼロの人間の読書感想を勝手気儘に書いてみたが、現代美術についての造詣が深い人は本書を読んでどのような感想を持つのだろうか。他の人の意見を聞いてみたくなる一冊だ。
- 椹木 野衣
- 新潮社
- 2100円
livedoor BOOKS
書評/芸術・美術

*1 「過剰なほど」と付け加えたくなる。
2008-09-05(Fri) この日を編集
_ マキリップの紡ぎだす幻想に溢れた短編15本が楽しめる一冊──
ホアズブレスの龍追い人 (創元推理文庫 F マ 9-2)(パトリシア A.マキリップ)
幻想の紡ぎ手と称されるファンタジー小説の書き手、パトリシア・A・マキリップの初・短篇集が本書。 個人的には『オドの魔法学校』につづく、2冊目のマキリップの本である。
ファンに出版を待望されながらも、マキリップの作品の邦訳ペースはかなり遅いようだ。
本書が起爆剤となって、マキリップ作品の邦訳刊行が続くことを望みつつ、既刊を消化したいと思う。
[ オドの魔法学校 (創元推理文庫 F マ 9-1)(パトリシア A.マキリップ) - ぽっぺん日記@karashi.org (2008-02-20)より引用]
などと書いたが、こんなに早く翻訳が進むとは思わなかった。 嬉しいかぎり。
本書に収められているのは、1982年から1999年までの17年間に書かれた15の短篇。 すべてファンタジー作品ではあるが、その内容は幅広い。 たとえば、表題作「ホアズブレスの龍追い人」や「音楽の問題」では他のファンタジー作品でもおなじみのドラゴンや吟遊詩人が登場するし、「バーバ・ヤーガと魔法使いの息子」や「ひきがえる」は民話や童話を下敷きにしている。 その他、「悪い星のもとに生まれて」はシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の翻案もの、現代風の「雪の女王」や「ジャンキットの魔女たち」なんていう作品もある。
それぞれの作品は短編なのでボリュームこそないが、長編と比較しても質が決して落ちていないのはスゴいところ(ただ、「灰、木、火」だけはなんだか訳が分からなかった)。
文章も適切な訳とあいまって美しい。 たとえば、「ホアズブレスの龍追い人」で龍追い人とその案内人となった主人公の旅を様子を描写する次の一節。
夜の空は昼間とおなじように重苦しく、陰気で星ひとつない。灰色の霧に目覚めて、旅をつづけた。冷気がまわりにたちこめ、古い象牙のように黄ばんだ氷の壁がふたりの上にそそり立っていた。冷たい汗に似た海のにおいがする。(p.26)
情景の眼前に浮かんでくるようだ。 さすがはマキリップと唸らせられる。 剣と魔法のありきたりのファンタジーに飽きた読み手はもちろん、ファンタジー初心者にもオススメしたい一冊だ。
最後に個人的な収録作ベストスリーをあげておこう。
- 1年のほとんどを氷に閉じ込められたホアズブレス島が龍を求め島を訪ずれた龍追い人をきっかけとして崩壊する顛末「ホアズブレスの龍追い人」
- 姿を消した女王お気に入れの吟遊詩人を探すため魔法の国に入った5人の戦士・兼・主婦の冒険「ドラゴンの仲間」
- スラブ民謡に登場する魔女バーバ・ヤーガの活躍をユーモラスに描いた「バーバ・ヤーガと魔法使いの息子」
- 大友 香奈子
- 東京創元社
- 1155円
書評/SF&ファンタジー




まで頂ければ幸いです。
タイタス・クロウの帰還 (創元推理文庫 F ラ 4-3 タイタス・クロウ・サーガ)(ブライアン・ラムレイ)
叛逆としての科学―本を語り、文化を読む22章(フリーマン・ダイソン)
ゲバルト時代 SINCE1966-1973 あるヘタレ過激派活動家の青春(中野正夫)
_ otsune [あれ。 man 5 ipnatに >redir ::= "rdr" ifname ipmask dport "->"..]
_ poppen [otsuneさん、色々アドバイス、どうもありがとうございます。 すいません。manを読むのを怠っておりました! お恥..]