ぽっぺん日記@karashi.org
2002-09-20(Fri) 晴 この日を編集
_ Melco WLI-PCI-OP
PCI スロットに付ける PCMCIA アダプタ。
Windows 上で他社製の無線 LAN カード*1の認識ができることを確認。この調子だと PC カードだったら他の種類のもんもいけるんだろうな。
*1 今回は orinoco を使用。
_ jail
ずっとほったらかしだった jail に再度挑戦。うーむ、jailer がうまく動かんな。
_ Palm m105
電池切れの警告が出たので、初めての電池交換に挑戦。
ぐへ。電池交換をしたら、起動画面で Palm ログが点滅して、そのまま進まなくなってしまった。電源ボタンを押すと「データを消去しますか」と聞いてくるだけだし。これがハードウェアリセットするしかない状態というヤツでしょうか。
仕方がないので「データを消去しますか」の問に「はい」と答えて、初期状態に戻し、pilot-link を使って 3 日前にとっておいたバックアップを書き戻した。それから、この 3 日間でメモした内容を思い出すのに一苦労。
今日の教訓:Palm の電池交換の前には、まずバックアップ。
2003-09-20(Sat) この日を編集
PC-MT2-H1←→USB-RSAQ2←→オスメス変換アダプタ(USB-RSAQ2に付属しているヤツ)←→クレードル←→m105
_ 設定方法はこんな感じ。
# cd /dev
# ./MAKEDEV ucom0
# kldload uplcom.ko
_ あとはUSB-RSAQ2繋いで、/dev/ucom0のパーミッションを確認して、jpilotからHotSyncしてあげるだけ。
ちと速度が遅いような気がするけれど、無事HotSyncはできたんで良しとする。
_
あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)(テッド チャン)
会社からの帰りに購入。
テッド・チャンは、ヤフオクで落札したSFマガジン掲載の「あなたの人生の物語」を読んで以来のファン。
っつーか、ここ半年くらいの話だけども。:D
_
突撃砲兵〈上〉(フランツ クロヴスキー/ゴットフリート トルナウ)
突撃砲兵〈下〉(フランツ クロヴスキー/ゴットフリート トルナウ)
ヤフオクにて落札。約60k円。
2004-09-20(Mon) この日を編集
_ 今日やったこと
- スーパーで買い物
- 本屋
- ファミレスでまたーり
- 靴屋と、スーパーで買い忘れの品物を買い物
- フェラリア予防薬を貰いに動物病院へ
- いも掘り
_ 絵日記プラグイン機能追加版
昨日撮った画像を日記に入れるために導入してみた。サムネイルを自動生成してくれるので楽ちん。
インストールはリンク先の通りにやれば難しくない。でも、image_size.rbをchmod 755するのを忘れていて、ちとハマったのは内緒だ。
2005-09-20(Tue) この日を編集
_ void GraphicWizardsLair( void ); //より:/usr/local/qmailscan/quarantine-attachments.txt にinfo@なんちゃら.comからのspamアドレスを追加
うちの会社にもinfo@*.comから出会い系spamが大量に来ていて辟易していたので、*1さっそくメールサーバの/usr/local/qmailscan/quarantine-attachments.txtに追加。
と思ったけど、/var/qmail/control/badmailfromに追加することにした
なんか受信してしまうのも腹立たしいので、
awk '{print $1}' spamlist.txt >> /var/qmail/control/badmailfrom
でアドレスを使わせて頂いた。
*1 最近はbsfilterが学習してくれたのであまり気にならなくなったけど。
_ アレステア・レナルズ/中原尚哉訳『啓示空間』
10月上旬にハヤカワSF文庫で出るらしい。
SFマガジンに掲載していたレナルズの短編/中編を拾い読みしているところだったので、非常にタイムリー。買おう。
_
スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)(アントニー・ビーヴァー)
先週読了したのだが書くの忘れてた。
俺のような戦史関係の読書量が少ない人間がおこがましい気もするが、敢えて書くと、これはマジに傑作です。
東部戦線と言うか、ヨーロッパでの第2次大戦の推移全般についてあまり知識がなく、スターリングラードについても
「パウルス率いる第6軍がヒトラーの横槍で、戦略的には不必要だったスターリングラードへ侵攻し、町を防衛するソ連軍と壮絶な市街戦を繰り広げる。戦線が膠着状態に陥った時、ソ連軍が秘匿しつつ準備を行なっていた大奇襲作戦を敢行し、第6軍は包囲される。マンシュタイン率いるドン軍集団が第6軍救援のための解囲を企図するが、ソ連軍の反撃により頓挫。補給が停滞し、物資欠乏により継戦能力を消失した第6軍は、遂に降伏する」
という感じの表面をなぞったくらいの知識しかなった(あと映画「スターリングラード」を見たくらいか)。そんな訳で初めて知ることばかりだったのだが、特に驚いたのが、p493の
「バッサギノ駅近くで二八両のソ連軍戦車が攻撃してきたが、ヒルシュマン中尉は独力で高射砲を操作してこれを阻止した。この戦闘で彼は一五両のT-三四を破壊した」。
という記述。
たった1人で(それもソ連軍による長期間の包囲により第6軍全体が食糧にさえ事欠くという状態だったので、万全とはとても言えない身体状況だったと思われる人間が)28両の戦車(もしかしたら全部T-34)と戦って、そのうち15両を破壊とは凄すぎ。
あと、他にも
- マンシュタインのヒトラーに追随する冷淡な機会主義者的な面を浮き彫りにしていること*1
- バルバロッサ作戦当初からドイツ軍全体でソ連軍捕虜、ユダヤ人、ソ連役人の組織的虐殺を行なっていたこと
- 民間人からの略奪を常習化していたこと
- 包囲された第6軍になんと5万もの(場合によってはそれ以上)ロシア人補助兵が含まれていた事実
- スターリングラードでの市街戦において、ソ連軍内でスナイパーをヒーローと崇める狙撃熱が流行ったこと*2
- ソ連内での「ドイツ兵によってロシア娘が強姦される」というプロパガンダが、ドイツ侵攻時のソ連兵による集団強姦の一因となったこと
- 少なくとも一部ドイツ将兵は、キューベルワーゲンよりもソ連側のジープ(明言されていないが、たぶんレンドリースされたもの)を評価していたこと
- 掲載されているゲーリングの写真が非常に変態っぽいオーラを醸し出していること
などなど興味深い記述が満載だった。
しかし、欠点がない訳ではなくて、内容と言うよりも主に編集的な問題なのだが、副次的な資料がほとんど含まれていないため、俺のようなスターリングラードにおける基礎知識がない人間はなかなか理解するのが大変。
特に困ったのが地名。新しい地名が出る度に、ページ中途にある戦況図に戻るのだが、本が分厚いものだから、図があるページに付箋を付けておかないとすぐどのページか分からなくなる。戦況図は巻頭にまとめて持ってきて、他にも二次的資料として、理解を助けるための地図を何ページか入れる配慮が欲しかったかも。
あと人物名も入り乱れるため、できれば主要人物一覧も欲しかった。
と、まぁ、色々書いたが、戦史に興味がある人には強くお薦めできる本です、ということでまとめ。
2006-09-20(Wed) この日を編集
_ pfでscrubを有効にすると、NFSが刺さる?
NFSクライアントのpf.confに
scrub in all
と書くと、なにかの拍子(mountしたディレクトリでlsしたりとか)に刺さるので、こんな感じで回避した。
table <nfs_servers> { NFSサーバのIPアドレス }
......
scrub in on $ext_if from ! <nfs_servers> to any
PF: Scrub (Packet Normalization)には、no-dfを付けるという方法も載っていたけれど、手元の環境では効果がなかった。
_
まだ見ぬ冬の悲しみも (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)(山本 弘)
図書館で借りていたものを読了。
傑作という作品もなかったけれども、全体的にそれなりの水準で楽しめた。
ただ表題作の主人公の粘着質なところは、ちと気持ち悪かった(それを狙っているんだろうけど)。
あと「シュレディンガーのチョコパフェ」に書いてある元ネタは9割以上、分からんかった。
_ できごと
- 最近、ちょっとしたツールは勉強も兼ねてPerlで書くようにしているのだが、手元にPerl Cookbookがないとハマることが多いので、自宅からVol.1・2を会社に運んだ。重かった。
- そういえば、今まで書き散らしてきたツールは、その時に齧った言語(マスターしたとはとても言えない)で書いてきたなー。ぱっと思いつくとこで、C、シェルスクリプト、awk、コマンドライン版PHP、Rubyってなところか(このうち、今でも使っているものがあるのが怖いところ)。「みんなのPython」を読んでいる最中なので、これにPythonも加わりそうな悪寒。
2007-09-20(Thu) この日を編集
_ HelperのRSpecテストでちょっとハマった
RSpecでHelperのテストを書いていて、ちょっとハマったのでメモ。
テストしようと思ったのは、こんなコード。
application_helper.rb:
def show_link(string, options = {})
link_to(string, { :action => "foobaa" }.merge(options))
end
RSpecのテストには、こんなコードを書いた。
application_helper_spec.rb:
it "show_link should return link" do
show_link("hoge", :key=>'abc').should =~ /^<a href=.*key=abc.*>.*<\/a>$/i
end
ホントは正規表現をもっと厳密に書かないとテストにならないんだけど、ご愛嬌。
ここまで書いて、テストを走らせたところ(と言うか、ホントはautotestで自動だけど)、
Need controller and action!
と怒られ、テストが失敗する。あれー? と思いつつ、色々といじってみるがダメ。
で、エラーの文面を読み直し、もしかしてと思いついて、application_helper.rbをこんな感じに書き直してみたら、テストが通るようになった。
def show_link(string, options = {})
link_to(string, { :controller => @controller.controller_name, :action => "foobaa" }.merge(options))
end
なるほど。エラーで言っている通り、controllerが指定されていないとダメなんだね。同一controllerの場合には、actionだけ書いて、controllerは書かないようにしていたので、まったく思いもよらなかった。
たぶん、これって常識なんだけだろうけども、もしかしたら役に立つ人もいるかも知れないので書いておきます。
2008-09-20(Sat) この日を編集
_ 琉球王国の衰亡を描いた池上永一の『テンペスト』を全力でオススメする
これはスゴい本。
初・池上永一作品だが、これが面白いのなんのって、夢中になって読んでしまった。 単行本上下巻で計800ページ余、 原稿用紙で1800枚という大作だが、一度、読み始めたら止まらなくなってしまい、いつの間にか徹夜という麻薬的な小説である。
時は琉球王国末期。 嵐の夜に一人の赤子が生まれた。
士族の娘として生まれながらも、その赤子は男子の誕生を願っていた父親からいない存在として扱われ、名前さえ与えられなかった。 父親は自分の子供をどうしても高級官吏にしたいと望んでいたのだが、当時、女性は男性より劣っていると考えられており登用試験を受けることさえできなかったのだ。
しかし、その娘は常人離れした知性を有していた。 独学で様々な書物を読破し、自らを真鶴と命名した彼女が10歳となった時に転機は訪れる。 養子として迎え入れられた兄は、不幸なことに学問の才がなく、父親のスパルタ教育に耐え切れず失踪したのだ。 兄を殺すと息巻く父親を抑えるため、真鶴は性別を宦官の男性と偽り、名前も寧温と変えて、登用試験に挑むこととなる。 紆余曲折の末、競争率千倍という難関を突破し、史上最年少の評定所筆者に任じられた寧温だが、首里城は嫉妬と陰謀が渦巻く伏魔殿だった……。
登用試験を受けたかと思えば投獄され、それをくぐり抜け官吏になったかと思えば、父親が断首刑となるというローラーコースターのように上下する寧温の運命。 財政再建のためにコストカットの大鉈を振う寧温に抵抗勢力が動き出すという、現代日本を彷彿とさせるエピソードもあれば、ペリー来航による植民地化の危機という当時の時代背景を描いた逸話もある。 まさにタイトル通り「嵐(テンペスト)」のような疾風怒涛のストーリーが描かれ、まったくダレることなく、最後まで読ませる。
正直なところ、時代小説なのにも関わらず現代用語(たとえば「セレブ」や「ケロリンパ」)が頻出する作者の軽い文体はあまり好みではないが、そんな些細なことはぶっ飛ばし、読み手を作品世界に引き込む筆力には脱帽のほかはない。
なんといっても宦官と性別を偽った美少女という設定がうまい。 男と女というふたつの顔を持つがゆえに、首里城の中にある互いに交わることのない世界──男の世界である行政機関「評定所」と女の世界世界である大奥「御内原」を重層的に描くことに成功している。
さらに本当の性別が露呈すれば死罪でありながらも、成長するにつれて捨てたはずの真鶴が女として目覚め、薩摩藩の役人に口に出せない恋心を抱くという展開や、ひょんなことから男(評定所)と女(御内原)での二重生活を送らざるをえなくなるというストーリー運びも心憎い。
男だと信じる寧温にドキドキして「オレってそっちのケがあるのか?」と悩む二人──前述の薩摩藩の役人にして示現流の使い手・朝倉雅博と、寧温に匹敵するほどの頭脳を持つ同僚・喜舎場朝薫をはじめとして、寧温を狙う生き神・聞得大君、妖怪じみた清の宦官・徐丁垓、真鶴の良き友となる側室・真美那などなど、寧温のまわりの脇役たちも見事にキャラ立ちしている。
そんな彼らの人生は時代という名の嵐に翻弄される。
清と薩摩藩の二重支配を受けながら、軍隊を持たず、美と教養のみを武器として、絶妙なバランス感覚で中立を保っていた琉球。 しかし、アヘン戦争を契機とする清の衰退、列強のアジア進出、明治維新はそのバランスを崩し、その独立は徐々に危ういものとなってなっていく。 寧温は独立を守るため奮闘するが、健闘虚しく、明治政府の琉球処分により王国は滅びることとなる──。 作者は外交の第一線で活躍する寧温を通して、琉球を揺がした激動の時代を鮮やかに描いている。
滅びを描きながらもラストは物悲しくも爽やかだ。
しかし、物語の結末から60年余。 米軍という名の鉄の嵐の襲来により「沖縄県」と名を変えた島は一面の焦土と化し、数え切れないほどの命が失われた。 その歴史的事実を考えると、爽やかさの影に隠された涙を感じざるをえない。
文句なしに太鼓判を押せる傑作であり、今年の収穫と数えていい一冊である。 全力でオススメしたい。


まで頂ければ幸いです。
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