ぽっぺん日記@karashi.org
2002-10-18(Fri) 雨のち曇 この日を編集
_ 朝
朝っぱらから気が滅入る電話あり。
他にもやることがあるんだけど、ずっと書き溜めてきた、作業メモ代わりのテキストファイルを RD に書き直す作業をちょっとやってみる。その場その場で書き足してきたので、統一性がなく、書き直しは結構大変そう。最初から構造化文書にしておけばよかったなぁ。
_ Xbox(2)
そう言えば、書き忘れていたけど、Xbox を入手した理由は DVD プレイヤーが欲しいというものの他に、もしかしたら NetBSD/xbox が出るかも、という淡い期待があったり ;)
_ 夜
気が滅入る電話あり。まぁ、横で聴いていただけなんだけど、正直言ってイカれた人とはまともに話ができない感じ。もう聴いているだけで疲れて熱が出てきちゃった。
2003-10-18(Sat) この日を編集
_ 午後
昼休みに、会社に戻りTELを一本かけて、会場へトンボ帰り。
_ 午後のセッション
不相応なのは分かっていたんだけども、ミーハー根性発揮で、テクニカル・セッションに出席。案の定、セッションの内容はよく分からんかったけど(ぉ)、有名人を生で見られて、それなりに有意義な感じがしたり。
テクニカルを途中で抜け出して、一般へ移動。今度GETAを試してみよう、とか。XCASTも面白そうだなーとか。
_ 夜
バタンキュー。
2006-10-18(Wed) この日を編集
_ PocketPuTTY W-ZERO3対応&日本語対応版でport forward、マジにキタコレ
AQUARIUM - blog? :: PocketPuTTY
Firewall裏のホストへのSSHも成功した。凄い。最高。
これでW-ZERO3[es]だけでも、かなりの作業が出来るようになった。
_ 夏目漱石『三四郎』は柔道の話ではなかった!
「本の雑誌」 2006年6月号のp.44(米光一成氏著)より
夏目漱石『三四郎』は、柔道の話だと思っていた。それは『姿三四郎』なんだ。
がーん。俺も『三四郎』は柔道の話だと思っていたよ。
2007-10-18(Thu) この日を編集
_
雲上都市の大冒険(山口 芳宏)
昭和27年、東北の鉱山街・四場浦鉱山の奥底の地下牢で、ひとりの男が20年来の復讐の炎をたぎらせる。そして巻き起こる連続殺人事件。脱出不可能な地下牢から男はどう脱獄したのか? 事件を解き明かすために、眉目秀麗で気障な荒城咲之助、近未来的な義手を持つ真野原玄志郎、さらに弁護士の私・殿島直紀が驚愕の脱出トリックに挑む。(東京創元社の紹介文より引用)
本が好き!経由で献本して頂いた。
第17回鮎川哲也賞の受賞作が本書『雲上都市の大冒険』だ。 鮎川哲也賞と言えば、比較的硬派な本格ミステリを扱う新人文学賞というイメージがあるが、本書はそんなイメージを覆す、ぶっ飛んだ怪作(バカミス?)で、色々な意味でびっくりさせられた。 本書の巻末には、選考委員である笠井潔、島田荘司、山田正紀、三氏の選評が掲載されているが、そこからは本作を受賞作とするかどうかについて、かなりの逡巡があった様子が窺える。
本書の時代設定は昭和27年ということだが、はっきり言って時代考証はめちゃくちゃ。本書の舞台である四場浦鉱山は、東北の山奥であるはずなのだが、すべての登場人物は方言ではなく標準語を喋るし、女性たちには田舎っぽさの片鱗もなく、垢抜けた美人ばかり。島田氏が選評で「受賞どころか出版さえ危ぶまれる」と書くのもむべなるかなという感じのいい加減さである。
さらに、文章についても、初盤でのぎこちなさはかなり目につく。 小説と言うよりは、まるでアドベンチャー・ゲームでのコマンド選択と、それに対してのリアクションを読んでいるかのような違和感を覚えた箇所も多々あった。著者のプロフィールによれば、ゲームライター/シナリオライターとのことだが、その悪い面が出てしまったと言えるかも知れない。
しかし、「なんだかなー」と思いつつ、我慢して読み進めていたのも、だいたい100ページくらいまで。 そこから先は、著者の筆のノリが格段に良くなり、非常に楽しく読めるようになる(まあ、読み手であるこちらが慣れて、細かな点には拘泥しなくなったということもあるかも知れないが)。 特に、探偵役の一人のセリフ、
「もちろん、犯人をぶっ殺しに行くんですよ」(p.226)
を読んでからは、もう完全に作品世界に没入し、ぐいぐい引っ張られるままに、一気読み。
本書の読み所はなんと言っても、20年間に渡り地下牢に幽閉されていた男──座吾朗の脱獄トリックだろう。このトリックが成立するか否かと問われれば、まず無理と答えるが、前代未聞の大トリックであることは間違いない。このトリックの真相を読むだけでも、本書を読む価値があるのではないかと思う。 真面目な本格ミステリ・ファンの中には怒り出す人もいるには違いないと思うが、個人的には「すげーバカミス!」と喜んでしまいました。はい。
作品の内容とは関係ないが、本書の装丁が非常に良かったので、そこにも触れておきたい。装丁の中でも、特にカバーデザインは、作品の特色をよく表した装画とマッチして、非常にセンスの良いものに仕上がっている。また、実際に持った感触も、エンボスの入ったカバーにより特筆ものの心地良さだ。カバーデザイナーを調べてみたら、予想通り、岩郷重力+WONDER WORKZだった。彼らの仕事のクオリティの高さには毎度のことながら驚かされる。
色々と欠点がある本書ではあるが、そこには荒削りながら、本格ミステリの新しい世代誕生の気配が感じられる。 新人賞への応募作でありながら、次回作の予告とも取れる文章を書いてしまう大胆不敵な著者には、ぜひ予告通り続篇を書き、次世代の本格ミステリを見せて欲しい。
ちなみに、真野原の義手の元ネタは、仮面ライダースーパー1のファイブハンドではないかと思ったのだが、どうだろうか?
- 山口 芳宏
- 東京創元社
- 2310円
livedoor BOOKS
書評/ミステリ・サスペンス

2008-10-18(Sat) この日を編集
_ ギャグとスラップスティックなノリが全開の英国発バカ・ライトSF──
ブライトノミコン―リズラのはちゃめちゃな一年間 (創元推理文庫 F ラ 5-1)(ロバート・ランキン)
英国イースト・サセックス州に実在する観光地ブライトンを舞台に、ギャグとスラップスティックなノリが全開の英国発バカ・ライトSFが本書。
600ページ弱という長丁場ながら、全篇に渡ってギャグ・下ネタ・爆走するストーリーが展開されてしまう(ラスト近辺はちょっとシリアスだが)という、いろんな意味で恐るべき一冊である。
ちなみに『ネクノロミコン』を思わせるタイトルだが、クトゥルフ神話とはなんの関係もないので、あしからず(まぁ、『クリプトノミコン』といっしょですな)。
時は1960年代。 主人公のリズラは、ガールフレンドと訪れた観光地ブライトンで、ガールフレンドに振られた上、因縁をつけてきたチンピラに海に投げ込まれ、なんともカッコ悪い死を迎える。 そんな彼を蘇えらせたのがミスター・ルーンと名乗るスキンヘッドの巨漢。 神秘の探偵、麻薬愛好家、宇宙刑事、男の中の男、オカリナに新たな力を与えし者という肩書(ただし自称)を持つミスター・ルーンと血の契約を結んだリズラは、ヴァチカンより盗まれたという過去を自由に見ることのできるテレビ、クロノビジョンの存在を知らされる。 クロノビジョンを手にした者は世界を征服することも夢ではない──とくれば、案の定、世紀の大悪党オットー・ブラック伯爵がクロノビジョンを狙っているらしい。 ブラック伯爵に先んじるためには、ブライントンの地図に隠された12の図柄、ブライノミコンにまつわる事件を解決しなくてはならないのだ。 リズラはミスター・ルーンの記録者として冒険に飛び込むことに──。
というのが本書のあらすじ。 あらすじだけ読めば、一見カッコよさげだが、実のところ、中身はハチャメチャである。
正義の味方のはずのミスター・ルーンからしてスゴい。
H・G・ウェルズを手伝ってタイムマシンを設計した、ローマ法王は友達だ、ロバート・ジョンソンにギターを教えたのは自分だ、とホラなんだか分からないことを語るのなんていうのは序の口。
この天才的な頭脳を世のために使っている。わたしの使った金くらい、世の中が持って当然だ(p.95)
と嘯きつつ、どんな品物を買っても一切代金を支払わず、 レストランで食事をすれば、最後にネズミの骨を吐き出して勘定をタダにさせ、タクシーに乗れば、支払いの段で自慢の杖で運転手を殴り倒し逃げる*1、という金についてはモラルもなにもあったもんじゃない人なのである。
クロノビジョンを見付けるために解決しなければならない12の事件というのもスゴい。 なんと最後まで読んでも、なんで解決しなければいけなかったのか分からないものばかりなのだ。
事件の中には、聖職者同士のクリケット大会(なにそれ?)で狙撃犯を阻止しなかったり、ヌーディスト専用のレストランで食い逃げしたり、と事件と呼ぶのが妥当なのかどうか甚だ疑問なものまで混じっている始末。 ラストの第12章のリズラのセリフを借りれば、
十二のうちの半分はインチキみたいな事件ばっかりだったのに、今度のはそれ以下だ(p.551)
というようないい加減さなのである。
さらにストーリーの整合性がとれていないことなんていうのも当たり前。 先の章の美女がいきなり秘密結社の首領として再登場をしたり(詳しい説明はなし)、スチームパンク風のロボットや宇宙蟹が唐突に登場したり(やっぱり詳しい説明はなし)と読んでいて、なんだか頭がくらくらしてきてしまう。
本書の一番スゴいところは、こんなメチャクチャなことを作者が分かっていてやっているところ。 言ってみれば、吉本新喜劇(英国だからモンティー・パイソンか)あたりと同じくコントなんですな。 そう考えると、全章に登場するスパニエル・ネタ、パブがあればどこであろうと現われるバーテンダーのファンジオと、数々の「お約束」を見ることができる。
まぁ、本書で何度も使われる言葉遊びギャグは、平均的な日本人にはその面白さが分からないのではないかと思われるのだが……。
下ネタ大好きな品のない人間なので、書くのがはばかれるパブの名前を筆頭にニヤニヤさせてもらったし、全篇に散りばめられたフリーメイソンやエリア51、秘密結社『ビルダーバーグ』などの大好きな「ムー」ネタも愉しませてもらった。 ただ、600ページ弱は長すぎるというのが正直な感想。 だって、最初の1章と終わりの11章、12章を読めば、ストーリーの90%以上は把握できてしまうもんね。
感動できる本を探している人や読書からなにかを得ようと思っている人、下品なものが嫌いな人、ぐだぐだしたものが我慢できない人にはオススメしかねる作品だが、そこらへんに耐性がある読み手あれば、それなりに愉しめる一冊ではないかと思う。
- ロバート・ランキン/圷 香織 訳
- 東京創元社
- 1554円
書評/ミステリ・サスペンス
*1 いちおうラスト付近でその深淵なる(?)理由が説明されるけど。
_ ハナの歯が抜けた
ガーゼでハナの歯磨きをしたいたら、なんだか歯がぐらぐらし出した。
「うわ!」と思ったら、ハナが口をもごもご動かして、抜けた歯を吐き出した。
乳歯が抜けたぽい。 当たり前だけど、犬もだんだん大人になっていくんだなー。




まで頂ければ幸いです。
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