ぽっぺん日記@karashi.org
2002-12-05(Thu) 曇 この日を編集
_ 起床
5 時半。出勤までマターリ。早起きは三文の得ですな。
_ 電源(2)
っつう訳で、出勤途中に Seasonic SS-350FS をビックカメラにて購入。9,980 円なり。ちと高いが、まぁそれなりに緊急ということで。
会社に到着して即、換装作業に入る。20 分ほどで完了。今のところ、安定して動いている。排熱と騒音もかなりマシになった。*1
*1 換装前の電源は最初からケースに付属していた安物。排熱と騒音が酷かった。
_ お客さん訪問
今日は 2 件。プリンターからお菓子のクズが出てきてビックリ。
- セキュリティマガジン Vol.3: 300 円
- 谷甲州「エリコ」(下): 350 円
_ セキュリティマガジンは立ち読みもしていなかったんだけど、実際読んでみるとなかなか面白かった。
「エリコ」はこれで上下揃い。ぱらぱらと読んでみた限りでは、谷甲州の作品とは思えませんな :D
2003-12-05(Fri) この日を編集
_ sredird
シリアルコンソールを考えるを参考に、sredirdを使ってFreeBSDでコンソールサーバを作ってみる実験。
インストールはportinstall /usr/ports/comms/sredirdでサクッと。ドキュメントによるとinetdで制御しろってことだったけど、「目指せ、djbマニア」ってことでdeamontoolsの管理下にしてみる。runスクリプトは、こんな感じ。
#!/bin/sh
exec < /dev/null
exec 2>&1
exec env - PATH="$PATH" \
/usr/local/bin/tcpserver 0 7000 /usr/local/libexec/sredird 5 /dev/ucom0 /var/spool/lock/LCK..ucom0
USBシリアル変換コネクタを使っているため、デバイスは/dev/ucom0になってる。tcpserverのオプションに関しては適宜変更のこと。
で、sredirdを動かしてみて、
% telnet localhost 7000
とかしてみると、オーッ、ちゃんと繋がってる!これは素晴らしい。
玄人志向のSERIAL4P-LPPCIを挿したマシンで、srediredを入れたFloppy-1 CF版*1を動かすと、いざと言う時にコンソールサーバの代わりになりますな。
*1 pucを有効にしたkernelに入れ替える必要はあるかも。
_ 仕事
来週の頭までに、Windows2000がプレインストールされたマシンを用意しなきゃいけなくなる罠。
通販サイト巡りをしてみると、該当するマシンは見つかるのだが、出荷までに5〜7営業日くらいかかりそうな感じ。土日も挟むしなー。
しかたがないので、量販店をはしごして、やっとこさ、ソフマップでアウトレットのHP(COMPAQ)のマシンをget。
明日はメモリの増設とセットアップをせにゃならん。
2005-12-05(Mon) この日を編集
_ Backpackを使いはじめた
WX310Kで、PDA代わりにTODOとメモ管理をしてみる試みの一環として。
スケジューラがないのがちと痛いが、WX310K内蔵のもので代用できなくもない感じ。
問題はKeyring for PalmOS だな。CLIEの使用用途のうち、Keyringでのパスワード管理が非常に大きいウェイトを占めているので、これに代わるものが見付からないと、なかなかCLIEは手放せない(まぁ、無理して手放す必要はないんだけれど)。
2008-12-05(Fri) この日を編集
_ 敗北への坂道を転がりはじめたドイツを描き出す──
第三帝国の興亡〈4〉ヨーロッパ征服(ウィリアム・L. シャイラー)
ラジオジャーナリストであった著者が自身の目で見た歴史のワンシーンを交えつつ、ドイツ第三帝国の誕生から滅亡までを描く歴史ノンフィクション・シリーズ第四弾。
本書ではオランダ、ベルギー、フランスを降伏させ、大陸よりイギリスを追い落としたドイツの急進撃から筆を起こし、北アフリカ派兵、対ソ開戦を経て、歴史の転換点となるスターリングラードでの敗北までが語られている。
いちおう第二次世界大戦が守備範囲の軍事オタクのはしくれではあるのだが、知識はナンチャッテそのもの。 これまでの既刊シリーズに関しては、知らないことばかりで「なるほどねー」などと思いつつ読んできた。 しかし、本書がカヴァーするあたりは、第二次世界大戦でも有名な部分。 既知の範囲なので「あんまり発見がないかも」などと考えながら読み始めた本書だが、なかなかどうして新たな発見の連続で、実り多い読書だった。 何冊か類書を読んだだけで知ったつもりなるというのは、やはり傲慢だなと自戒した次第。
さて、まさに破竹の勢いで西ヨーロッパを制覇してきたヒトラーだが、進撃停止命令を出して、ダンケルクまで追い詰めたイギリス軍の撤退を許したことにはじまり、様々な失策を重ねていく。 イギリスの力を見誤ったためバトル・オブ・ブリテンで敗北し、 ユーゴスラヴィアのクーデター鎮圧のためソ連侵攻作戦──〈バルバロッサ作戦〉の発動を四週間遅らせ、地中海や中東の重要性を理解しなかったためロンメル率いるドイツアフリカ軍団に充分な支援を与えず、モスクワよりもレニングラードやウクライナを優先する──ドイツを勝利に導いたかもしれない、これらのターニングポイントでヒトラーは決断を誤り、ドイツは敗北の坂道を転がり落ちていくことになる。
その場の空気を肌で感じ著者の筆致は、やはり、一般の歴史書とは一味も二味も違う。 ベルギー軍兵士の粘り強い戦いぶりを強調する記述を読んだのは、たぶん、本書がはじめてだし、フランスの降伏セレモニーの描写は臨場感に溢れたものとなっている。
著者は1940年にアメリカに帰国したとのことだが、その後の歴史についても膨大な資料を駆使した取材により非常に読み応えのあるドキュメンタリーに仕上がっている。
戦後のニュルンベルク裁判で陸軍の将軍たちが述べたようには、彼らは対ソ開戦に反対していなかった──それどころか、それに賛成していたという事実や、海軍を率いていたレーダーがさんざんヒトラーに対米開戦を迫っていたことを著者は浮き彫りする。
また、ヒトラーに対する嫌悪を隠さない著者であるが、モスクワ攻略に失敗した後、ヒトラーが死守命令を乱発したことが戦線の全面崩壊を防いだと一定の評価をしているところは面白い。
日本人として興味深いのは、ドイツと同盟を結んだ日本が高度な外交を展開していたように描写されていることだ。 対ソ参戦を迫るドイツを言葉巧みに躱し、アメリカとの開戦時にはドイツも宣戦するように言質を取り付けようとする。 実際に、本書で描かれる日本の意図通りに歴史は推移する訳だが、敗戦までのグダグダな日本外交を知っている身からなると「本当かよ?」と言いたくなる話ではある。 世界情勢が読めないまま、のらりくらりとした外交を展開したところ、たまたま運良く意図した通りになったというのが実態だろう。 しかし、その結果が、完膚なきまでに叩きのめされての敗戦というのは歴史の皮肉だ。
最後に本書で残念だった点をひとつ。 前巻の読書感想の最後に
次巻では、西ヨーロッパ征服と大きな転換点となる対ソ戦が描かれる。
スターリングラード攻防戦がどう語られるのか、今から楽しみだ。
[第二次世界大戦勃発す── 第三帝国の興亡 3 (3)(ウィリアム L.シャイラー) - ぽっぺん日記@karashi.org(2008-10-01)より引用]
との期待を書いたが、本書でのスターリングラード攻防戦の扱いはかなりあっさり気味だ。 物足りない向きにはアントニー・ビーヴァーの傑作ノンフィクション 『スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943』 (朝日文庫)を読まれることを強くオススメしたい。
いよいよシリーズ最終巻となる第5巻では、ドイツ第三帝国の滅亡が描かれることとなる。 楽しみに待ちたいと思う。
前巻までの読書感想
- ドイツ第三帝国の誕生を描く──第三帝国の興亡 1 (1)(ウィリアム L.シャイラー) - ぽっぺん日記@karashi.org(2008-06-06)
- 第三帝国の無血征服劇を描き出す──第三帝国の興亡 2 (2)(ウィリアム L.シャイラー) - ぽっぺん日記@karashi.org(2008-07-15)
- 第二次世界大戦勃発す──第三帝国の興亡 3 (3)(ウィリアム L.シャイラー) - ぽっぺん日記@karashi.org(2008-10-01)
- ウィリアム・L・シャイラー/松浦 伶 訳
- 東京創元社
- 2520円
書評/歴史・時代(F)


まで頂ければ幸いです。
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