ぽっぺん日記@karashi.org
2007-03-02(Fri) [長年日記]
_ 交通費の精算を自動化するエクセルのアドイン『お自動君』
すげー。
月末は交通費清算が面倒で仕方がないんだが、これでかなり楽できね?
OOoのCalcで同等のもんがあれば最高なんだけど、まぁ、無理だよな。
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読書会(山田 正紀/恩田 陸)
山田正紀と恩田陸(ゲストも登場するけど)の古今東西のSFについての対談集。
SFを読みはじめたのが比較的最近なこともあって、取り上げられている本のせいぜい1割くらいしか読んでおらず、いまいちぴんとこないところもあったのだが、山田x恩田(って書くとイヤらしいな)の掛け合いも楽しめるし、「この小説は自分ならこう書くという」話も興味深く読めた。
山田正紀ファンとしては
- 山田正紀が日本版『ハイペリオン』を企画している(ホントか?)
- 『神狩り』の「人間は、関係代名詞が七重以上入り組んだ文章を理解することができない」という話は元ネタもないにもない全くの創作
あたりが個人的な収穫。
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兵器進化論―歩み続ける戦の業物たち (ミリタリー選書)(野木 恵一)
陸海空の様々な兵器の誕生から現在までの進化をコンパクトにまとめた良書だった。
雑誌(『ミリタリー・クラシックス』)の連載記事が元になっているというだけあって、各兵器の解説にさかれているページ数は少ないのだが、細かい分類やスペックなどは省き、あくまでも大枠の発達の歴史にのみに重点を絞った記述のおかげで、深いところまで話題が掘り下げられているのが好印象。
また、取り上げられている兵器の種類も
- 陸上兵器
- 小銃
- 戦車
- 歩兵用対戦車兵器
- 地対地ロケット弾
- 海洋兵器
- 空母
- 駆逐艦
- 潜水艦
- 機雷
- 航空機・対空兵器
- 戦略爆撃
- 軍用輸送機
- 飛行艇
- ヘリコプター
- 防空レーダー
とポピュラーからマイナーなものまで揃っていて、流石は「ミリタリー選書」シリーズ、ツボを心得ている(上記、目次から抜粋)。終章では、現在のイラクで米兵の一番の脅威となっていて、戦死者の大多数がその犠牲になった兵器としてIED(即製爆弾)が取り上げられている。
俺自身が普通の人に毛が生えた程度の知識しかないので、軍ヲタな人は「へぇ」と思うかどうか分からないが、いちおう参考までに、個人的に「へぇ」と思ったところを列挙しておく(括弧内は感想)。
- 太平洋戦争中の米軍のM1ガランドと日本軍の三十八式小銃を比較して「古臭いボルトアクションを使っていたから、自動小銃を持つアメリカに負けたのだ」という評価は間違っている。英独をはじめとして他の主要な参戦国もボルトアクション・ライフルを使っていたのだから。(言われてみれば、その通り)
- ドイツ軍の突撃銃、MP44は試作名で、正式名はStG44。
- 成形炸薬弾頭は、爆発の熱で装甲を溶かすのではなく、溶解した金属とガスの噴出の秒速8kmの超速度で装甲を突き破る。(熱だと思っていた)
- アメリカ海軍のDST機雷は、低抵抗汎用爆弾に感応信管を組み込んで機雷に転換したもの。爆弾として使用する場合には信管を入れ替えるだけで済むため、弾薬庫スペースの限られた空母向き。
- B-52は機体は戦略爆撃に分類されているが、現在の使用方法は戦術爆撃のみ。(言われてみれば、その通り)
- 軍用輸送機用のパレットとして1957年にアメリカ空軍が制定したのがシステム463L。現在の西側の軍事輸送機の搭載能力は、パレット何枚を搭載できるかで表わすことができる。
- US-2、カッコヨス。(日本の誇るべき飛行艇だね)
専門用語をほとんど使わない、リーダビリティの高い内容なので、軍事知識がほとんどない人にもお薦めしたい本なんだけども、やっぱりそういう人は読まないだろうなぁ。


まで頂ければ幸いです。
なぜ君は絶望と闘えたのか(門田 隆将)
007/ロシアから愛をこめて (創元推理文庫)(イアン フレミング)
MP44とSTG44は全くの別物!!<br>MPとはマシンピストルの略<br>そしてSTGはシュトロームゲバァー(突撃銃の意)<br>形も全然違うし、、<br>ちなみに東側のAK自動小銃はSTG44をモデルとして作られたのが有名な話
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%AB_StG44%E7%AA%81%E6%92%83%E9%8A%83<br>あたりを読むと、MP44 = StG44であるようです。