ぽっぺん日記@karashi.org
2007-06-12(Tue) [長年日記]
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アナンシの血脈〈上〉(ニール ゲイマン)
アナンシの血脈〈下〉(ニール ゲイマン)
個人的に大傑作だと思った『エメラルド色の習作』(SFマガジン2005/5号所収)の作者、ニール・ゲイマンの長編。
死んだ父親は、実は神だった! というトンデモ設定 + スラップスティックなノリの小説なんだけども、意外にも(失礼)、えれー面白くてびっくり。特に下巻の冒頭あたりから始まる大ドンデン返しが、まさにジェットコースター。ぐいぐい引っ張られまくって、一気に読んでしまった。
やっぱり、すげーや。 > ニール・ゲイマン
ただ、この価格は、どうにかならんかったのかねー。上下巻合わせて、3,890円という価格は、正直、高すぎ。実際に読んでみれば分かるけれども、余白が多めに取っている上、かなり大きめなフォントなので、1頁あたりの文字数がえらく少ないだよね。ヤングアダルト層を狙って、ハリーポッター・ブームで爆発的に増えたファンタジー系ハードカバーに判型を合わせてんだろうけども、一文字あたりの単価ということで考えると、コスト・パフォーマンスはかなり悪い。まぁ、世の中、文字数ばかり多くてつまらないという小説も大量にある訳で、楽しめただけマシかもしれないけど。
値段的にはアレだけど、楽しめたので、別のニール・ゲイマン作品も読んでみようと思う。
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