ぽっぺん日記@karashi.org
2007-07-01(Sun) [長年日記]
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ミステリーファンのためのニッポンの犯罪捜査(北芝 健/相楽 総一)
犯罪捜査に従事する警察の組織やその役割について解説した一冊。
著者名よりも監修者名の方が何倍も大きくフォントサイズで刷ってあるカバーは変だが、内容は結構良い。
本書の構成は下記の通り(目次より抜粋)。
- 端緒と現場保存
- 初動捜査
- 捜査本部
- 刑事の職務と日常
- 警視庁の組織・階級
- 刑事の捜査技術
- 逮捕と検挙
- 鑑識
- 検視・解剖
- 公安警察の犯罪捜査
警察関連の知識というと、映画、ドラマ、小説、コミックあたりから得たものばかりなので、読んでいて、なかなか楽しかった。
個人的に、へーと思ったことを幾つか上げると、
- 特別捜査本部が設置された際、捜査本部員には3000円未満の慰労金が支給される(不眠不休に近いけど)。
- 警視庁での刑事への残業代支給率は約50%(残りはサービス残業)。
- 事件が発生した場所に捜査本部が置かれることはない(たとえば、殺人事件が起きたホテル内に「○○ホテル殺人事件」特別捜査本部が置かれることはない)。
- 捜査本部の入口横に貼ってある「○○事件」と筆書した紙は、主任以上が発案し、筆のたつ警察官が書く(ちなみに事件名は戒名と呼ぶそうだ)。
- 取調室では食事禁止(だから、カツ丼を食べさせることもない)。
- また取調室には凶器となるような器物が置かれることもない(スタンドを被疑者の顔に近付けて「白状しろ!」とやることもない)。
あたり。
その他、監修者である北芝健氏へのインタビューや、各章の最後に読者(?)から北芝氏への質問コーナー *1もあったりするのだが、 正直、経歴詐称疑惑もある人なので、北芝氏自身の話に関しては話半分くらいに読んでおいた方がいいかも知れないという気はした(某落合の人や、某元グリンベレーの人、某フランス外人部隊の人と一緒ですな)。
ちなみに、質問コーナーの質問者として、作家の樋口明雄や香納涼一の名前があって、個人的におかしかった。自分で取材しろよ(まぁ、そこらで聞ける話じゃないのは分かるけど)。
メチャクチャ面白いという訳でもないので、強くはお薦めできないけれど、ミステリー、ハードボイルド、警察小説あたりが好きな人は、一読しておくと、警察関係の記述にツッコミが入れられて楽しいかも知れない。
*1 「小説推理」の連載記事をまとめたもののようなので、連載当時のものだと思われる。説明くらい付けて欲しいね。
_ Railscasts - will_paginateを視聴した
Rails 2.0からpaginateはpluginに追い出されるらしいので、これからは先を見越して
を使っておいた方が良さげ。
ちなみに、will_paginateはModelにpaginateメソッドを追加するpluginで、見たところ、かなり良い感じ(まだ試していない)。
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