ぽっぺん日記@karashi.org
2007-07-16(Mon) [長年日記]
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ミノタウロス(佐藤 亜紀)
佐藤亜紀の最新作。佐藤亜紀作品を読むのは久しぶりだ。
ウクライナの農場主の息子が、ロシア革命を機に小悪党へと転落。身に付けた教養がなんの役に立たない革命の混乱の中で、略奪と殺戮の日々を送り、徐々に人間性を失っていくというのが物語の骨子。まったく救いのない陰鬱な話でありながら、さすがは佐藤亜紀。主人公の父親が奇妙な出会いから農場主へと成り上がる冒頭からラストの大銃撃戦まで、ぐいぐい引っ張り、一気に読ませる。
ラストは燃える展開の割りに、少々あっさり過ぎ、物足りない気もしたのだが、そこは ググって見付けた、本書執筆前のインタビューを読んで納得。
次は一九二〇年頃の内戦時代のウクライナで『ワイルドバンチ』をやります(笑)。飛行機は飛ぶし、機関銃はあるし、最高でしょ。
なるほど、『ワイルドバンチ』なんですなー。映画のカメラだと考えると、読んだ当初は不可解だった、ラストの視点も腑に落ちる。
なお、作中にも登場する、カバーに描かれているマキシム機関銃で武装した馬車は、タチュンカというそうだ。カバー画から見るところ、前方に向かって射撃するのが難しそうだが、著者のサイトによると、「基本は後衛」だとのこと。
また、避妊の際、ハンカチを使うというくだりがあるのだが、一体、どう使うんだろうと疑問だったのだが、2chのスレによると
34 :吾輩は名無しである:2007/06/06(水) 04:28:07 ミノタウロス78ページの「熱心にハンカチを使ったとは言い難かったが」ってのは 避妊の話なんだろうけど、具体的にハンカチをどう使うのよ? 35 :吾輩は名無しである:2007/06/06(水) 23:17:06 ハンケチを被せて挿入だよ。 ゴムないときやらない? 37 :吾輩は名無しである:2007/06/07(木) 02:09:48 ナボコフの父は息子に中絶性交を教えたらしいよ。 寸前で引き抜いてハンカチに出すんだって。
ということ。まぁ、二番目の方法だろうなぁ。
実は『天使』も『雲雀』も未読だったりするので、近いうちに読む予定。
_ 今日のできごと
- 昼飯を挟んで、午前、午後は用事をこなす。
- 夕方、台風で倒れたトマトを元に戻す作業をしようと思い、畑まで行くが、すげーヤブ蚊が出て断念。来週で大丈夫かなー(妻がやってくれるかも知れないけど)。
- 代わりに風呂場のパッキンのカビ取りをした。
- 夜はサッカーを見ようかと思いつつ、麦酒を飲んでいたら、そのまま試合終了までうたた寝。
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