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2008-02-03(Sun) [長年日記]
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怪魚ウモッカ格闘記―インドへの道 (集英社文庫 た 58-8)(高野 秀行)
辺境文筆家、高野秀行がインドの漁村で一度だけ目撃された怪魚ウモッカを追ったノンフィクションが本書。
同じ著者による 『怪獣記』の読書感想で
コンゴの怪獣「ムベンベ」、ベトナムの猿人「フイハイ」、インドの怪魚「ウモッカ」と数々のUMA(未確認不思議動物)を探索してきた著者
なんてことを書いたが、実はあの時、本書は未読だった。 すいません。
本書のサワリだけを紹介しておこう。
2005年夏。 日本のUMA*1サイトで話題になっていたのが、日本人旅行者がインドの漁村で見付けたという怪魚だった。 発見者のハンドルネームより「ウモッカ」と名付けられたその魚は、現地の漁師の網にかかったものだが、現地の人にとっては格別珍しいものではなく、その場でだんだんとぶつ切りにされ、カレーの具にされてしまったらしい。 未だ現地での探索行が行なわれていないことに目をつけた著者は、何年かぶりの「探し物」中毒に襲われていたこともあり、ウモッカを次の探索のターゲットに定める。 第一発見者から体験談を聞くことに成功し、ウモッカが実在することに確信を抱き、様々な専門家からの協力も得ることが出来た著者は、ウモッカを探すためインドに飛ぶことを決意する。 その地で待っていたものは、果たして──。
あー、もう、色々書きたいエピソードがあるのだが、どれを書いてもネタバレになってしまうので自重せざるを得ない。
しかし、これだけは書いておくと、本書を格闘技に例えるならば、はっきり言って反則技の部類に入る(著者にその気がなかったとはいえ)。 では、面白くないかと言えば、まったくそんなことはない。 反則は反則でも、お客を楽しませるための反則と言っていいだろう。
本書の面白さは、実際に手に取って確かめて貰うしかないが、 読めば、抱腹絶倒間違いなしの、エンタメノンフ*2・ワールドが待ち構えているだけは断言しておく。 イチオシ。



まで頂ければ幸いです。
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