ぽっぺん日記@karashi.org
2008-02-16(Sat) [長年日記]
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きみのためのバラ(池澤 夏樹)
池澤夏樹の短篇集。
「本の雑誌」2008年1月号の2007年度ベスト10にランキングしていたので読んでみたのが、平均20ページという短い作品ばかりながら良作揃いで、まさに珠玉の短篇集だった。
「青年と年上の女医の10日間の情事」と書くといやらしいが、読んでいるうちに甘酸っぱい思いにとらわれる「連夜」、 「虐殺の文法」@『虐殺器官』ばりの伝染性を持つ言葉──ただし、こちらの効果は正反対で心を鎮める──が世界に拡散していく端緒「レシタションのはじまり」、 カナダの自然に触れた少年の瑞々しい心の動きを描く「20マイル四方で唯一のコーヒー豆」 も良かったが、なんといっても表題作「きみのためのバラ」が出色の出来。
満員電車の中を渡るという日常の一コマから、ポスト911ともっと牧歌的だった時代*1を対比させる手腕が見事だ。 多くを語らずとも、今の世界が失なったものを浮かび上がらせる。
小説好きの本読みにはイチオシの一冊だ。
*1 というのは幻想なのかも知れないが
_ Ruby札幌: 日本PostgreSQLユーザ会北海道支部 / Ruby札幌 合同セミナーを見て、半日過ごした
twitter経由でustreamのライブがあることを知ったので、朝から昼過ぎまで視聴(朝9時からとは、なんと早いセミナー!)。
見始めるのが遅くて、角谷さんのRSpec実演が最後の40分くらいしか見られなかったのは残念だったけど、その後の大垣さんのPostgreSQLパフォーマンス話が非常に面白かった。
PostgreSQLは決してMySQLに速度では負けていないよという内容で、個人的に使うDBはPostgreSQL中心なので嬉しかった。あとでプレゼン資料も公開されるそうなので、熟読しよう。
IRCも盛り上がって、流れたログを受けて会場で質問が出たり(id:moro++)等、ライブ感が素晴しかった。
たださんも書いているけど、大掛りな回線なしであそこまで高品質なライブ放送が流せるというのは、ホントに凄いことだ。 今更ながら「インターネットってすげぇよなー」というのを実感した時間でありましたよ。



まで頂ければ幸いです。
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