ぽっぺん日記@karashi.org
2008-04-03(Thu) [長年日記]
_ Mozilla Firefox 3 Beta 5を使ってみた
とはいっても、いきなり入れ替えるのは怖いので、Mozilla Firefox Portable Edition。
これはいい。Beta 4で使えた拡張は、Adblock Plus以外、今のところ動いているし
全部動いたし、
Beta 4だとレイアウトが崩れまくったAutoPagerizeがきちんと動くようになったのも素晴しい。
結構落ちやすかったBeta 4の挙動が改善されていれば、さらに嬉しいんだけど、まぁ、そっちはもうちょっと使ってみないと分からない。
参考までに、Beta 5で使っている拡張は列挙(リンクはメンドいので略。ごめんね)。
- Adblock Plus 0.7.5.3+200804021
- Firebug 1.1.0b11
- FireGestures 1.1b2
- FoxyProxy 2.7.2
- Gmail Notifier 0.6.3.2
- Greasemonky 0.7.20080121.0
- It's All Text! 0.8.4
- Make Link 3.0.2
- RefControl 0.1f
- Tab Mix Plus 0.3.6.1.080325a
- Tombloo 0.1.4
- Weave 0.1.29
2008/4/6追記
Adblock Plusも動いたので追記した。
_ 古典的ゴーストハンターが訳も新たに復活!──幽霊狩人カーナッキの事件簿 (創元推理文庫 F ホ 3-2)(W.H.ホジスン/夏来 健次)
東京創元社様より本が好き!経由で献本御礼。
20世紀初頭の英国人作家、ウィリアム・ホープ・ホジスンによるオカルト探偵トマス・カーナッキを主人公にした怪奇小説連作集が本書。
『幽霊狩人カーナッキ』といえば、ホラー全盛期だった1994年に角川ホラー文庫の1冊として刊行されたことが記憶に残っている。 ホラーにハマっていた当時、本屋で同書を見掛けたが、文庫1冊を買うのにも逡巡しないといけないような財政状況だったため(要は貧乏学生だった訳ですな)、泣く泣く買うことを諦めたことがあった。 あれから14年を経て、訳を新たにするとともに本邦初訳の一篇を加えられ、創元推理文庫に収められた本書を読めることを喜びたい。
オカルト探偵であるカーナッキが、夕食に招待した友人たちに、自分が依頼された数々の怪事件とその顛末を披露していく、というのが本書に収められた作品の骨子。
本シリーズのユニークなところは、カーナッキがオカルト知識とともにカメラや〈電気式五芒星〉などのテクノロジーを併用する点だろう。 小説やコミック、映画、ゲームなどジャンルを問わず、現在のゴーストハントものでも、ゴーストハンターがオカルトとテクノロジーを活用する展開がよく見られるが、カーナッキはそんなゴーストハンターたちの走りと言ってもいいのではないかと思う。
また、カーナッキの人物造形もユニークだ。 この手の主人公といえば、どんな怪奇現象にも動じず、果敢に立ち向かうのがよく見られる姿であるが、カーナッキは怪奇現象に震えて動けなくなってしまうなんてことはざら、さらには恐怖のあまり逃げ出した一般人と一緒に逃げ出してしまうなんてこともしてしまって、なかなか親しみが持てるキャラクターになっている。 自分が話すだけ話した後は、友人たちを追い出してしまうあたりも素敵だ。
ちなみに、読み手の興を削ぐので、どれとは書かないが、カーナッキ先生がまんまと騙されてしまう、思わずニヤニヤしてしまう作品も収録されています。
訳者あとがきでも指摘されているように、クトゥルフ神話の祖であるH・P・ラヴクラフトのホラー作品を読んだことがある読者であれば、 作中に一本通った科学を尊重する合理的精神、 カーナッキが言及する『シグザンド写本』や『サアアマアア典儀』とクトゥルフ神話に登場する『ネクロノミコン』や『屍食教典儀』といった魔導書を代表とする独自のオカルト大系など、 本シリーズとの相似性に気付くに違いない。 事実、ラヴクラフトは評論「文学と超自然的恐怖」において、著者ホジスンを知られざる注目すべき作家としている。
残念ながら、ホジスンは第一次世界大戦に出征し戦死を遂げたため、ラヴクラフトと面識を持つことはなかったそうだが、もし、この二人の間に交流があれば、ホジスン作のクトゥルフ神話作品が書かれたかもしれないと想像すると楽しい。
なお、〈黒い帳〉事件や〈呪いの毛皮〉事件、〈蠢く扉〉事件など、作中でカーナッキが仄めかす語らざる事件は、後年、現代の作家たちによって創作されたとのことである(No. 472 Cheyne Walk: Carnacki the Untold Stories(A. F. Kidd/Rick Kennett))。 この機会に、ぜひ、そちらの邦訳をお願いしたいところだ。 どうでしょう? > 東京創元社様
最後に、あとがきで訳者が出しているクイズの答え。
※答えが知りたくない人は、ここから先は読まないでください!
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p.157
- W.H.ホジスン、夏来 健次
- 東京創元社
- 1008円
書評/ミステリ・サスペンス



まで頂ければ幸いです。
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