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2008-06-13(Fri) [長年日記]
_ ブラッドベリ(83)の珠玉の短篇集──
猫のパジャマ(レイ・ブラッドベリ)
レイ・ブラッドベリの2004年発刊の最新短篇集が本書。
収録作は全21篇。 ブラッドベリの仕事場で日の目を見ず長年埋もれていて最近になり「発掘」された1940〜50年代の旧作と新作がほぼ半々の割り合いだ。
どの作品にも卓越したブラッドベリの筆が冴え渡っていて、まさに珠玉の作品集といっていい一冊だろう。 新旧をほぼ交互に配した構成でありながら、まったく違和感がなく読めるあたりは、さすがはブラッドベリである。 SF作品はほとんど収められていないので、SF者ならずともオススメできる書だ。
ちなみに本書の発刊当時、ブラッドベリは御年83歳! いつまでもこのような素晴しい作品を書き続けて欲しいと強く願う。
最後に、個人的な収録作ベスト5を挙げておく。
- ぬこ好きにはたまらない表題作「猫のパジャマ」
- 最後のどんでん返しが胸にずんとくる「完全主義者」
- 人種問題を鋭く描いた「さなぎ」
- なんとも物悲しいラストが印象的な「ふだんどおりにすればいいのよ」
- 変わった時間改変もの「マフィオーソ・セメント・ミキサー」
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