ぽっぺん日記@karashi.org
2008-06-18(Wed) [長年日記]
_ 吹き出しまくりのサブカル誌──hon-nin vol.07(宮藤 官九郎/中川 翔子/西原 理恵子/町山 智浩/松尾 スズキ/中村 うさぎ/みうらじゅん/吉田 豪/西島 大介/リリー・フランキー/清涼院 流水/天久 聖一)
- 西原理恵子、皆川猿時、湯村輝彦、新井英樹、D[di:]、白根ゆたんぽ、天谷ひろみ、真木よう子
- 太田出版
- 950円
書評/エンタメ・タレント
hon-nin vol.03以来のhon-ninである。 「うーん、面白いけど毎号買うほどではないかなぁ」という感じのvol.03だったのだが、1年ぶりに読んだ本誌は記事のクオリティが非常に上がっていてビックリ。 昨日届いたのだが、面白くて1日で読んでしまった。
特に西原理恵子の「世間の車窓から」と西島大介の「魔法なんか信じない。でも君は信じる。」はバックナンバーを買って読んでもいいかなと思えるくらい面白かった。 そのうち単行本になるんだったら、ちょっと待ってもいいかも知れないけど。
以下、面白かった記事をピックアップ。
本人特集 真木よう子
- 真木よう子のインタビュー
- 真木よう子 & 漫画家のうすた京介の対談
を収録した特集。
テレビはあまり見ないし、芸能界にも疎いので「はて、真木よう子って誰だったかしらん」と思いながら読んだのだが、途中でドラマ「SP」に出演していた女優さんか! と思い出した。 「SP」のシーンといえば、ジャケットを羽織るとこやホルスターを着ける時にこう胸がぐっと強調されて……ゲフンゲフン、まぁ、なんか印象に残っておりますな。
さて、意外なことに、真木よう子はそのクールな顔立ちに似合わず(?)、うすた京介*1の大ファンとのこと。
そんな大ファンである、うすた京介との対談のメロメロ具合が最高におかしい。 インタビューでは犬について
バカなんだ。だから嫌いなんです。(p.14)
と答えてるにもかかわらず、対談では、犬が好きといううすたに対して
犬、可愛いです。犬が断然好きです!(p.20)
と180度違う返答をしていて吹き出してしまった。
さらに、うすたとディズニーランドに行く約束までしているし。
ツンデレな真木よう子が見られる好特集といえるのではないかと思う。 まぁ、ファンは嫉妬にかられるかもしれんけどな。:-)
西原理恵子「世間の車窓から」
『毎日かあさん』や『ぼくんち』などの作者である、あのサイバラが色々な職場を探訪するという記事。 今回はマンガ作品の装丁を手掛けるデザイン事務所、ボラーレの関善之さんと星野ゆきおさんと対談している。
いやー、これはおかしい。 サイバラの歯に衣着せない物言いが最高!
ふたりに経歴を聞く導入部からして
ほら、みんな桑沢(デザイン研究所)とか東京モード学園に行かないとデザイナーになれないと思っているから、そこでお金を騙し取られちゃうわけじゃん。おふたりがどうやってデザイナーになったかをまずは話してもらわないと。(p.117)
ってな感じだし、マンガ「キャッツアイ」を評して
あのレオタードで盗みに入る気のふれたマンガ?(p.119)
さらに
枕営業ってすごい大事だと思うんだ。(p.121)
名(迷?)言も炸裂している。
さいとうたかを、藤子A、ジョージ秋山、水島新司といったマンガ界の大御所をつかまえて
そろそろ危ないのばっかり。(p.129)
というのにも盛大に吹いた。
オススメ。
吉田豪「hon-nin列伝 出川哲郎」
プロインタビュアー吉田豪による出川哲郎インタビュー。
アクション芸人、出川哲郎のユルく見える態度の裏に隠された芸人魂を浮き彫りにしていていて興味深かった。
ちなみに、下世話な話で申し訳ないが、一番印象的だったのが、今はなき「電波少年」の企画で出川がゲイの溜まり場に潜入するエピソード。 仕込みじゃないかなーと思っていたんだけど、なんと実際に「掘られ」ちゃったらしいですよ。
西島大介「魔法なんか信じない。でも君は信じる。」
SFマガジンでもカットを描いているマンガ家、西島大介の実録マンガの第3回。
出版前の書下し原稿を出版社に紛失されたという、なかなかタイムリーな話で非常に面白かった。
その補償に関する生々しい話が『星のカービィ』を思わせる可愛らしい絵柄で描かれていて、そのギャップもおかしい。
原稿1枚あたりの補償額が原稿料の10倍。 そこに単行本の初版部数をかけた額が補償総額というのは、ずいぶん大きな数字に思えるけどどんなもんなんだろう。 出版社(河出書房新社)の誠意ある態度と見るべきかどうなのか、業界のことについてはまったく無知なので分からない。
こちらもオススメ。
海猫沢めろん「全滅猫フィーチャー!!!」
SFマガジンでもたまに小説が掲載されている海猫沢めろんの小説の第3回。
なんつーか、気が狂っています(注:誉め言葉)。
殺伐としたストーリーにも関わらず、アニソンの歌詞が挿入されるあたりには笑った。
町山智浩「宝のかけら」
映画評論家、町山智浩の自伝小説の第1回。
町山智浩がアニメ・パロディのエロ同人誌を描いていたとは知らなかったな。
ガッチャマンのパンチラシーンを編集したビデオなんて代物が登場してしまうので、町山ファンのみならず、80年代のオタク界に興味がある人(そんな人いる?)は読むと面白いと思う。
*1 知らない人のために書いておくと、『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』、『ピューと吹く!ジャガー』というシュールな味わいのギャグマンガの作者です。
_ Firefox 3が正式リリース
会社と自宅のFirefoxを全てアップデート。
常用しているPCは既にFirefox Portable Edition 3を使っていたので、プロファイルだけコピーして簡単に移行完了。
Firefox + Vimperatorは最高ですな。
_ 各地の図書館で運営状況に差 背景に財政難
「全国的には休館日は減らす傾向にあり、祝日開館をしている図書館も多い。中には、月1回しか休館しない図書館もある。だが、開館時間を増やしても、人件費が抑えられれば、サービスが低下する恐れもある。住民にとって何が有益なのか、図書館側もきっちりと検討し、丁寧に説明する責任があるだろう」
[各地の図書館で運営状況に差 背景に財政難 - MSN産経ニュースより引用]
勝手な感想をいうと、財政的にそれで助かるなら、祝日と平日2日間くらいは休館日にして貰っても構わないような気がするな。 連休が続く場合には、貸出期間を延長すればいいだろうし。




まで頂ければ幸いです。
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