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ぽっぺん日記@karashi.org


2008-07-04(Fri) [長年日記]

曇のち雨

_ さくさくとRNA研究について知ることができる一冊──RNAルネッサンス 遺伝子新革命(田原 総一朗/中村 義一)

医薬経済社様より本が好き!経由で献本御礼。

ジャーナリスト田原総一郎と東京大学医科学研究所教授中村義一によるRNA(デボ核酸)をテーマにした対談集が本書。 ハードカバーで全224ページだが、活字が大きいため、さくさく読み進めることができる一冊だ。


RNAルネッサンス 遺伝子新革命

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書評/健康・医学

本書は、近年注目を集めているRNAについて、RNA研究の第一人者である中村教授が特別な知識を持たない一般の読者向けに分かりやすく解説し、そこに聞き手である田原総一郎が合いの手の入れるという構成になっている。

その分かりやすさは特筆もの。 例を挙げれば、遺伝子を「家」、ゲノムをたくさんの「家」が集まった「町」、RNAを「家」同士を繋ぐ通信網といったように噛み砕いて解説されているので、 「RNAってなんじゃらほい」というような読者(私のことだ)であっても「なるほどねー」と頷きつつ読めこと請け合いだ。

読んでいて驚かされたのが、DNAの情報を運ぶ単なる「運び屋」としか思われていなかったRNAの存在が、実はその発達のいかんによって高等生物と下等生物を分ける重要な要素となっているという最近の研究によって明らかになった事実だ。

さらに、DNAとRNAの立場が逆転し、

RNAが、多分、一番偉い(p.172)

というように現在の遺伝子研究のパラダイムともなっているそうである。 このパラダイムを、中村教授は本書のタイトルともなっているRNAによるルネッサンス──the Re Naiss Anceと名付けている。 RNA研究が進むことによって、ピンポイントで癌細胞を叩く、鳥インフルエンザを予防するなどの新たな医薬品開発の可能性が語られていて興味深い。

もうひとつ特筆しておきたいのは、田原総一郎の語り口。 中村教授の解説を受けて、

どうしてですか。

とさらにドリルダウンした解説を促すあたりは、まんま「朝から生テレビ」や「サンデープロジェクト」と同じものでにやりとさせられる。

また、RNAの「スプライシング」と呼ばれる、不必要な情報を捨てて、必要な情報をつなげ直す働きを引っ越しにたとえたやりとりでは

田原 引っ越しさせるわけですか。

中村 引っ越しさせたんです。

田原 引っ越しするんですか。

中村 引っ越ししたんです。(p.70,72)

という噛み合わない一幕もあって笑ってしまった。

なかなか面白かった本書だが、2200円(税込)という値段のわりには内容が薄いように感じられてしまうのも正直なところ。 一般の読み手を想定しているのであれば、ハードカバーではなく、流行の新書にして価格を押さえて方がよかったのではないだろうか。 ページ数的にも充分収まったと思うのだが。

本書が発刊されたのは2年前の2006年である。 ドッグイヤーな世界の話だけに、現在ではまた新たな研究の成果もあがってきているのではないかと思う。 本書のアップデート版に期待したい。

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_ wassrはじめました

twitterはもうダメって話なので、wassrにアカウント作ってみた。

http://wassr.jp/user/poppen

アカウント作成後、wassr_follow_in_twitter_json.rbでfollowしまくり。

あとはPlaggerでwassarとtwitterを同期させるかねー。

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