ぽっぺん日記@karashi.org
2008-09-30(Tue) [長年日記]
_ インターネットに乗り出す小企業の武器となりうる一冊──
お客をつかむウェブ心理学 (DO BOOKS)(川島 康平)
タイトルから「情報商材系の本だったらどうしよう」と多少心配しつつ献本申し込みをしたのだが、届いてみたら、そんな心配はまったくの杞憂。 非常に使い勝手が良さそうな一冊だった。
小さな企業がインターネットで宣伝や商売しようと考え、Webサイトの立ち上げを決意したものの、いざコンテンツを作る段階になると「さて、どんな内容を書けば、訪問者がお客様になってくれるだろう?」と考え込んでしまうことが多いのではないだろうか。
SEO屋やなナンやらのその手の(半分アヤしげな)プロに任せれば、ある程度、結果を出してくれるのかもしれないが、このご時世、そんな予算を捻出することも難しい。
そんな企業の強力な武器になりうるのが本書だ。
本書はハロー効果やザイオンス効果、コンコルド効果といった心理法則をもとにしたマーケティング戦略をどのようにWebに落とし込んでいくかを具体的に解説している。
その事例数は50。 どのような業種であっても、このうちの1/3〜1/2は使えるものがあるのではないかと思う。
本書の優れている点は、Webだけの解説で終始せず、まず取り上げたマーケティング戦略についてきちんと説明してから、Webへの落とし込みへと話を運ぶことだろう。 そのため、読み手はその効果に納得しながら読み進めることができる。
本書に記されている手法を書いてしまうのは、ネタバレの謗りを受けるかもしれないが、ひとつだけ紹介しておこう。
心理学用語で「吊橋効果」というものがあるそうである。 映画やコミックで危機を乗り越えた男女の間にいつの間にか恋が芽生えるというアレである。
自動車教習所の教官とその生徒が結婚してしまうケースが多いのも、路上教習という「危機」を乗り越えたせいらしいが、それはさておき、著者は「吊橋効果」を野菜を販売する際のキャッチコピーとして、次のように落とし込む。
「巨大台風18号を生産者川島さんと乗り越えた大根です!」
「無農薬栽培、最大の試練『青虫』から寝ずに守ったキャベツです!」
たしかに、これは購買意欲が高められるなー、と納得した次第。
ちなみに、他の手法では「松・竹・梅の3コースがあった場合、一番利益率が高いのは竹。価格設定も竹へ誘導するようになっている」なんてことが書いてある。 著者の会社で開催しているセミナーでも同様らしいのだが、こんなことを書くと、松や竹を受講する人が減るのではないだろうか、と他人事ながら心配になってしまった。
mixiをはじめとするSNSに書き込んでクチコミを煽るなど、少々関心できない手法もなきにしもあらずではあるが、生き馬の目を抜くビジネスの世界、多少グレーなことを考えないといけないということなのかもしれない(SNSの煽りについては、著者も「グレー」と書いている)。
どのようにWebを作っていいか分からないとお悩みのWebサイト担当者は、同業他社のWebサイトを巡るよりも、まず、本書を読んでみることをオススメしたい。 本書の価格、1,575円(税込)の元は取れるはずだ。
- 川島康平
- 同文館出版
- 1575円
書評/IT・Web
_ なぜドラクエ3・4はリセットボタンを押す必要があったのか?
via http://ayacnews.blog57.fc2.com/blog-entry-4145.html
DQであの音が流れる時ってのは本当の意味でデータが消失した時ではなく、データ内容がそういった理由でおかしくなった時(チェックサムが合わなくなったとき、って書いてわかるかしら)にそのデータを使わせないようにプログラム側からデータを抹消している。
へー x 10回。
ドラクエはIIIまでしかやったことないけど、冒険の書が消えたことは幸いなかったな。
_ flickr PROアカウントを買った
フォト蔵もなかなかいいなぁとは思っていたんだけど、今日までにPROアカウントを買うと、3ヶ月分のおまけが付くということで、flickrにした。
$24.95/year(2年いっぺんに買うと、もうちょっと安くなる)なので、今のレートだと月200円ちょっと。 これにおまけ3ヶ月分を加えると、月200円を切る。
3ヶ月のおまけアカウントはメールでギフトとして送られてくるので、自分のアカウントに追加。 ちなみに、ギフトなので他のユーザにあげることもできる。



まで頂ければ幸いです。
叛逆としての科学―本を語り、文化を読む22章(フリーマン・ダイソン)
ゲバルト時代 SINCE1966-1973 あるヘタレ過激派活動家の青春(中野正夫)